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 ずれ木魚

意味付与作用/対象化作用そのものをとらえる試みの一つとして、身体運動におけるずれを増幅し、それを知覚化する楽器を製作した。木魚をもとにしたこの楽器は、一定速度で叩かれた木魚の各打タイミングの差(ずれ)をコンピュータを用いて増幅し、その伸張または収縮されたタイミングでリアルタイムに発音を行う。使用者は、自らの一定速度の打動作の中に繰り返しのない複雑なリズムが含まれていることに直面し、それと同時に打動作自体も影響を受け、(対象化作用の移り変わりとしての)リズムまたは(その事後的結果としての)リズムパターンの生成/発見作用を促されることになる。身体感覚を通した意識/対象化作用の契機とその連続/遷移を意図した。

 

ARTIST

 

Toshiyuki HORIE


 

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