岩崎 秀雄

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生命科学研究者・造形作家。生命に関する科学と芸術の臨界,とくに生命を記述/体感/創造することと,芸術を言及/体感/具現化することの共振性に強い関心を持つ。バクテリアの時空間パターン形成の研究,生命リズムの科学思想史的研究,抽象的な切り絵の立体表現,微生物を用いた作品制作などを分野横断的に手掛け,それらの関連性を考察し続けている。著書に『<生命>とは何だろうか:表現する生物学,思考する芸術』(講談社現代新書)。1971年生。早稲田大学理工学術院教授,生命美学プラットフォームmetaPhorest 世話人

作品

『流動的多様体III』 / metamorphorest III(2012年改作)

( ミクストメディアによるインスタレーション,紙,シアノバクテリア,アクリル,培地,ゲルライト,ガラスフラスコ,LED,映像メディア)

 

metamorphorest in Linz (2010)

(紙,鏡,バクテリアの映像,10年,Wünsch画廊,リンツ,オーストラリア)

Cyano-Bonsai Project (2009-)

(シアノバクテリア)

Boundary face (2010)

(インスタレーション,東京大学近代医学記念館)

Photoautotropica (2011-2012)

(シアノバクテリア,ゲル,映像,水,ガラス,岡本太郎美術館)

An der schönen regenbogenfarbenen Dona (2010)

(ドナウ川から採取したバクテリア,水,培地,ゲル, アルス・エレクトロニカ・センター)

略歴

  • 1971 東京に生れる。1978年から切り絵を始める。
  • 1999 名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)
  • 2000 名古屋大学大学院理学研究科助手
  • 2005 早稲田大学先進理工学部准教授
  • 2007-2010 科学技術振興機構さきがけ研究員(兼任)
  • 2007- 研究室内にBiological/biomedia artのための生命美学プラットフォームmetaPhorestを設置
  • 2010 Synthetic Aesthetics メンバー
  • 2012 早稲田大学理工学術院教授(電気・情報生命工学科)

主な展示

  • 2017.11/19 aPrayer納壺式(茨城県常陸太田市)
  • 2016 県北芸術祭2016
  • 2014 マテリアライジング展II(東京藝術大学陳列館)
  • 2013  生命美学オープンラボmetaPhorest展(オープンスペース2013,NTT ICC),アーティスト・イン・レジデンス+個展開催(Wuensch画廊,リンツ),Project Genesis展(アルスエレクトロニカセンター,リンツ)
  • 2012   “4th State of Water / from Micro to Macro”展(トルン現代美術館,ポーランド)、「生命美学展」(早稲田大学)
  • 2011 岡本太郎生誕100周年記念『虚舟』展(川崎市岡本太郎美術館)、「バイオメディア・アート公開ワークショップ」(東京藝術大学)、東京デザイナーズ・ウィーク2011(東京)
  • 2010 オーストリア・ライトアート・ビエンナーレ(リンツ)、オランダ・ペーパービエンナーレ(ライスヴァイク美術館,ハーグ)、アーティスト・イン・レジデンス+個展開催(Wuensch画廊,リンツ)
  • 2009 ハバナ・ビエンナーレ(ハバナ,キューバ)、SICF(スパイラル,東京)、MAKE TOKYO MEETING 2009(東京)、サイエンスアゴラ2009(日本科学未来館,東京)
  • 2008 SICF(スパイラル,東京)
  • 2004 メディアセレクト展(名古屋大学,名古屋市)、とよた美術展(豊田市美術館,豊田市)

美学芸術関係の著作・論文・発表

  • 2018.1/29 早稲田大学「科学と芸術」講義(岩崎)13時~14時半,早稲田大学西早稲田(理工)キャンパス57号館201教室
  • 2018.1. 美術手帖1月号特集『バイオ・アート』にて,metaPhorest紹介インタビュー記事(p.34-39),岩崎秀雄「論考:生命美学:メビウスの環を生きるためのバイオ・アート」(p.86-93),著作紹介
  • 2017.11/19 aPrayer納壺式(常陸太田市金波寒月蔵)
  • 2017.11/21 NHK放送技術研究所8K撮影
  • 2017.10.31 監修に関わらせていただいているバイオラボ(BioClub Shibuya,渋谷FabCafe内)グッドデザイン賞受賞
  • 2017.10/16-17 Hideo Iwasaki “aPrayer: the memorial monument to the souls of artificial cells/lives” 生命論・バイオアートに関する国際会議«LA VIE À L’OEUVRE – NOUVELLES ÉCOLOGIES, BIOART, BIODESIGN»での招待講演(パリ) http://www.chassenature.org/la-vie-a-loeuvre/
  • 2017.7.25 実験医学誌(羊土社)600号記念号の表紙に切り絵作品掲載(2010年のハーグでのペーパービエンナーレ招待作品:metamorphorest series,なお,座談会にも出席・掲載)
  • 2017.7.24 時間生物学会誌の表紙に”Culturing <Paper>cut”採用http://chronobiology.jp/journal/JSC2017-1-000CoverL.jpg
  • 2017.7.4 Synodosに論考掲載 岩崎秀雄「生命美学とバイオ(メディア)アート:芸術と科学の界面から考える生命」 http://synodos.jp/science/19883
  • 2017.5.19 福原志保さんのWIRED Audi Innovation Award受賞記念インタビューにちょこっと顔出し http://wired.jp/waia/2017/05_shiho-fukuhara/
  • 2017.3.12+19 BSフジ ガリレオX「生命x芸術=? 知られざる”バイオアート”の世界」出演(ほかにAKI INOMATA, 石橋友也,長谷川愛,久保田晃弘など)。 http://web-wac.co.jp/program/galileo_x/gx170312
  • 2017.3.10 JST文理連携関係会議出席,百科全書に関してディドロの美学との関連でショートプレゼン
  • 2017.2.10 シンポジウム「科学と芸術のあいだ」にてプレゼン,大友良英・相馬雅代両氏と対談(北海道大学) http://sympo14.hokkaido.university/
  • 2017.2.4 BioClub Meetup vol.5 AKI INOMATAx岩崎秀雄(司会:田中みゆき)  mtrl.net/shibuya/events/bioclub-meetup-vol-5/
  • 2017.1.23 「科学と芸術」講義@早稲田大学(岩崎)
  • 2017.1.21 aPrayer記事,中外新聞掲載

受賞

  • 2003 第1回日本時間生物学会奨励賞
  • 2004 第1回とよた美術展立体部門優秀賞
  • 2008 文部科学大臣表彰若手科学者賞
  • 2008 9th SICFハワード・リクター賞
  • 2010 SyntheticAesthetics Fellow
  • 2011 日本ゲノム微生物学会研究奨励賞 など

連絡先

hideo-iwasaki@waseda.jp

www.f.waseda.jp/hideo-iwasaki/

 

Selected papers

Art

  • 岩崎秀雄(2011)「バイオメディア・アート:生命と芸術の臨界面を巡って」『実験医学』,29 (7)増刊,1188-1196
  • 岩崎秀雄(2011)「複眼的バイオロジー・アートのススメ:科学者×アーティストのお仕事」『新鐘』77: 79-80

http://www.f.waseda.jp/hideo-iwasaki/shinsyo2010iwasaki.pdf

  • 岩崎秀雄(2010)「バイオメディア・アート 合成生物学の美学的可能性について」『科学』(岩波書店)7月号 pp.747-754

http://www.f.waseda.jp/hideo-iwasaki/iwasaki_kagaku2010_biomediaart_paper.pdf

  • 久保田晃弘・岩崎秀雄(2009)『バイオメディア・アート』多摩美術大学論集24

http://www.f.waseda.jp/hideo-iwasaki/kubota_iwasaki_biomediaart2009.pdf

  • Hideo Iwasaki (2009) “Biomaterial Art Project Combining Bioscience Research and Contemporary Art.”

www.waseda.jp/advmed/english/invents/pdf/01IWASAKI_low.pdf 

Biology

  1. Nakajima et al. (2005) “Reconstitution of circadian oscillation of cyanobacterial KaiC phosphorylation in vitro” Science 308: 414-415
  2. Tomita et al. (2005) “No transcription-translation feedback in circadian rhythm of KaiC phosphorylation.” Science 307: 251-254
  3. Ito et al. (2009) “Cyanobacterial daily life with Kai-based circadian and diurnal genome-wide transcriptional control inSynechococcus elongatus” Proc. Natl. Acad. Sci. USA106:14168-14173
  4. Hosokawa et al. (2011) “Circadian transcriptional regulation by the posttranslational oscillator 
  5. without de novo clock gene expression in Synechococcus” Proc. Natl. Acad. Sci. USA, in press
  6. Asai et al. (2009) “Cyanobacterial cell lineage analysis of the spatiotemporal hetR expression profile during heterocyst pattern formation in Anabaena sp. PCC 7120” PLoS ONE, 4(10): e737